聞くところによると、交通事故の被害者になった時、支払われる保険金は、弁護士が間に入って交渉するかどうかで、2倍、下手をすると4倍くらい変わるそうです。
なんでそんなおかしなことになっているのか?
自動車保険のしくみはややこしくて、私もなかなかわからなかった。
しかし、一番簡単にすると、支払い手である任意保険会社が支払い額を決めるところに問題があるようです。
自分で自分の支払い額を決めるなら、そりゃ安くしとくのは当たり前ですわ。
被害者も相場なんかわからないから、保険屋がうまく丸め込めば、「そんなもんかな」と納得してしまう。
おひとよしなら「この保険屋さんはよくがんばってくれた」と涙流して喜ぶかもしれない。
しかし、もしそこで弁護士が「ちょっと!それ、安すぎでしょ?そのレベルのケガなら、過去に裁判になった時の判例に照らせば、少なくともこれぐらいは払うべきだ!」と言ってくれたらどうなるか?
弁護士が入ると補償額がアップするのはこういう仕組みらしいんです。
治療2~3カ月目くらいに任意保険会社が治療費を打ち切ってくることもよくありますが、これも恐れるに足りない。
弁護士に頼めば、適切な対処を教えてくれます。
訴訟社会のアメリカと違って日本では弁護士は敷居が高いイメージがあるけど、一生の損をしないために、もっと活用すべきですね。